精子減少の原因

健康な男性の精液には、1mlあたり5000万~1億個の精子がいます。「精子減少症」とは、この精子の数が1mlあたり2000万個以下の状態をいいます。精子減少は様々な原因があります。これから、精子減少の原因をご解説しましょう。

内分泌的異常

内分泌的異常としては、クラインフェルター症候群が考えられます。先天的な染色体異常でホルモンの不均衡が起こり、正常な性機能があるにも関わらず、自然妊娠できるだけの精子数をつくることができないというものです。

精路の閉塞

精路の閉塞とは、精索静脈瘤などを発症することです。精索静脈瘤は、男性の約15%に発症し、男性の不妊症患者の25%~40%に認められる症状だと言われています。精巣や精巣上部の精索部にある性脈の血管が拡張したり、弁の働きが悪くなることで、精巣の血流が悪化した状態です。

環境や感染によるもの

環境的要因には、喫煙と飲酒の習慣があります。また、性感染症などの感染が原因で発症することもあります。

・喫煙や激しい運動、睡眠不足など、体内に活性酸素を発生させる生活習慣があります。

・リコピンやビタミンEなどの抗酸化物質を多く含む野菜や果物などの摂取量が少ないです。